クリニックの治療について

治療理念

 当クリニックは、地域に根差し30年間、心と身体と社会との相関わった悩みをお持ちの方が気軽に受診できる、親しめる「精神科、心療内科、精神神経科、神経内科」の診療所です。患者さん(家族の方)とスタッフとの対面・対話・こころのふれあいを大切にし、スタッフが患者さんや家族の方々のより良きパートナー及びサポーターとして、働くことを通して、患者さん(家族の方)がより生き易く、生きがいを持っていただけるよう、共に歩むことを目指しています。

「心を病む」ということを人が人として生きる際に自分自身の心と身体や、人との関係性及び社会との関係性について、思い悩み、生き辛く感じ、結果的に、身体・心・人との間柄・社会との関係に「歪み」を生じた状態。と受け止めています。

治療方針

 説明と了解を基本とし、患者さん自身が自分を理解し、治療の必要性を感じて、積極的に取り組み、納得、合点のゆく対面・対話を目指していきます。

 まず第一に、疲れの意味合いについて共有したいと思います。

  体や気持ちや関係や行動に皺寄せが出ているにもかかわらず、「疲れ」と自覚できない方が多いようですが、実は、繋がっているのです。

 とりあえず、疲れであると認識してもらい、必要によっては、メディケーション(お薬)を利用しながら、対面・対話による安心感・安息感を感じてもらい、養生に必要な生活プログラムを組んでゆきます。

疲れが取れたら、疲れに繋がっていった生き方・ライフスタイルの一部をリフォームしていく作業に入っていきます。

 ちなみに、リフォームの中心はコミュニケーションのあり方にあります。